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――将来的にはこういうのをやっていきたいというのはあるんですか?
RAYKOさん
私って、もう今日のことしか考えてないんですよね。プロモーションとかは先のこととか考えるんですけど、でも音楽や自分の事に関してはDAY-BY-DAYなんですよね
。自分の信じている音楽だけで、ファンの人たちの「どういうもの聴きたいか?」、「DIG JELLYがどういうものを取り入れたらもっと良くなるかとか?」などの意見をよく
聞くようにしています。やはり、ファンがCD買うわけじゃないですか、レコード会社の社長なんてお金があって契約にサインするだけで、彼らなんかそういう音楽を
聞くわけでもないし。
――作詞作曲はすべてRAYKOさんがやっていますけど、曲作りに行き詰まることとかあるんでしょうか?
RAYKOさん
机に紙と鉛筆をもって書いたことはないです。寝ていて朝4時に起こされたりするんですよ、曲に!そんで夜中置きだしてテープレコーダーに録音したり、車に乗ってい
ながらとっさにメロディー浮かんでいつも持ち歩いているテープレコーダーに録音したり、とにかく私は毎日いろんな体験するんですよ。その経験一つ一つから詩が生ま
れちゃうんです!だから私の書く詩は本当のことなんです。
Music Bizやソサイエティーに対する不満、日常のストラグル等から私の曲が生まれてきます。時々インディペンデントでずっとやっていってもその方がいいのかなとか思うこともあります。
――「DIG JELLY」というバンド名の由来は?
RAYKOさん
女の子が興奮した時のJELLYです。男の子が女の子を興奮させる時に濡れますよね、それを掘るジェリーっていうスラン
グなんです。”DIG JELLY = SEX”です。セカンドアルバム「CRAVE」の中でDIG JELLYという曲を書いたんですよ。みんながそのタイトルが好きだったからRAYKOからDIG JELLYに改名しちゃっ
たんですよ。
――このDIG JELLYのアルバムのロゴはDJと書いてありますが漢字の”可”に読めますよね?
RAYKOさん
可能性の”可”っていう意味なんですよ。if you put your all to it, everything is possible!
――最新アルバム「For Your Inner Angry Child」のお薦めの曲は?
RAYKOさん
BROKEN TRUSTです。私は曲を聴いてくれたみんなが共感出来るような詩を書きたいんですよ。コアのとこまで歌わなくても、「僕にはこういう風に受け取れる」、
「私にはこう受けとれる」という風にそれぞれの人生で受け取りたいように受け取ってくれればいいと思ってるんです。私にとってこの曲は、音楽業界で何回も何回も
約束されてきて、何も起こらなかったことがあるんですよ。その事について書いた曲なんですよ。音楽業界関係者にはたいしたことなくても、汗水流して練習している
私達バンドにとっては彼らとの一つの約束でもすごく大きなことなんですよね。またこの曲はライブでも人気があるんで、いつも最後の方に歌います。
――アメリカで活動して大変なことはありますか?
RAYKOさん
私が日本にいた時に曲書いたりライブしたりしたいといったら、「え〜、変な奴〜」みたいに思われていて、ロックの人達とか髪が長かったりすると変な目でみられたりし
て。でもアメリカのいいところは、どんどん自分で自分のタレントを使ってスターとかアイドルでなくったってやっていいところですね。ロサンジェルスはサンセットなんか何十
件もライブハウスあるし、ストリップ、バリーからオレンジカウンティーでもインディペンデントのバンドが多いからクラブなんかもすごく多いわけじゃないです
か。アメリカ人は自分の個性を発揮できる場所がすごく多いんですよ。サンタモニカの3RD STREETのプロムナードで演奏したり、ニューヨークでは地下鉄の中でサックスを吹いてる人とか、でも、アメリカの凄いところはそれを関心して聴いてくれる人っていうのがいるんですよ。
個性があればある程、変わっていれば変わっているほど注目されるのがアメリカだと思うんですよ。
逆に日本の芸能界はコミュニストっぽいから、高校の時にアメリカに渡ってきたんですよ。
――個性が強すぎるっていうのはダメなんですか?
RAYKOさん
いや個性は強ければ強いほどいいですね。男女2人の人気グループのThe White Stripesだって、個性が強すぎじゃないで
すか!私、実は久しぶりに来週から日本の母に会いにいくからJJっていう日本の雑誌を買ったんですよ。表紙の女の子の髪型かわいいなと思って買ったんですよ。と
ころが、1ページから300ページまで出てる女の子がみんな同じ髪型!いやー、まだ日本って変わってないんだなっ〜〜と思っちゃったんですよ。で、その中で
LEGALLY BLONDが日本で流行った影響とかで、雑誌中の女の子がみんなチワワ抱いてるんですよ!(爆 なんかもうここまで流行追うんだな〜、おもしろいなっ
〜って思って関心しちゃって。(笑 だから、もう個性のある人はバンバンアメリカにくればいい!でも私、旅行には日本は大好きです!
ごはんもおいしいし、サービスは最高だし。
――DIG JELLYが入ったオムニバス版が発売される予定があるんですか?
RAYKOさん
日本コロンビアから発売される予定です。DOMOレコードというレーベルを通して逆輸入という形で発売される予定です。
――将来的に日本でも公演をされたいですか?
RAYKOさん
もう、すっごいやりたいです!日本は一番ご飯がおいしいし(笑
――MTVで曲が使用されたそうですね?その経緯は?
RAYKOさん
自分達でパブリックケーブルの時間を買って、30秒程のCMを作りVIPER ROOMに出演するLIVEのアナウンスをしたんですよ。それを観て、ゲストリストに載せてくれといってきた人が、なんとMTV人気番組の「UNDRESSED」のミュージックディレクターの人だったんですよ。それからお友達になって3曲くらい番組で使ってもらって。その後、ソーテルにユウっていうお寿司屋さんでご飯食べたら、私、その時金髪だったんですけど、「髪の毛かわいいーね、何処でやっ
てんの〜?」って話しかけられて、知り合いになると、彼女はMTV番組「The Osborne's」のミュージックディレクターだったんですよ。私達の曲すっごい気に入ってくれて、その
後MTV番組「Surf Girls」にもDIG JELLYの曲を何曲かつかってくれたんですよ。あと私はコンファレンスとか良く行くん
ですよ、次はサンディエゴで開催されますけど。知り合いが主催しているコンファレンスには絶対行くようにしてます。
――自分で作詞作曲して、歌ってギター弾いて、バンドのマネージャーしてCDなども自分で作って又コンフェレンスなどに出かけてほんとRAYKOさんってすごいですよね。それも日本からきているんだし。
RAYKOさん
なぜかというと、アメリカは自分でやって自分が成功するところ。マネージャーなんて成功してから雇えばいいし。自分でやらなきゃ誰もやってくれない。(笑
――日本から来る人はほんとそれくらいの意欲がないと難しいいですよね。
RAYKOさん
そうですよね、私も何度ももう辞めちゃおうと思って泣きまくったこととかもあるんですけど、例えば一番最初にツアーしたのがサンフランシスコだったんですよ。とても寒
い1月でMARKET STREETのバージンレコードの前で300枚くらいCDサンプラーを抱えて、フライヤーもって一人で、3,4日間毎日通行人に配ったんですよ
。とにかくただ来てくださいじゃ、CDとかフライヤーなんか捨てられちゃうじゃないですか、だから一人に5〜7分かけてバンドの説明をしたんですよ。で
もライブの日は5人しかきてなかったんですよね。それが私のはじめてのライブだったんです。で、「私達の曲だれも誰もわかってくれない・・・」とかなり落ち込ん
で友達とかに励まされりしていた時に、次第にライブに来る人数が増えていったんです。その理由をとても知りたかったので、私はあるファンにEMAILして「なんでライブ
来たの?」って聞くと、「CDサンプラーをもらったままで、1年くらい聞いてなかったけどCMでDIG JELLYをみてCDを聴いて凄く気に入って、ライブに来たんだ」と、いわれ
ました。だからそのSFで苦しかった思い出も1年後には形になってきてたんですよ。だから始めの”STRUGGLING DAYS”を don't take it for granted!と思ってます。
サンフランシスコって受ける音楽がLAと全然ちがうんですよね、SFはすごくARTISTICで、ACOUSTIC、FOLKなのが流行っていて後はストレートロックなんですよ。だ
からDIG JELLYの音楽は向こうでは簡単には受け入れられないんですよ。
――WEBサイトはいつから始めたんですか?
RAYKOさん
3年前くらいからです。
――尊敬するアーティストは?
RAYKOさん
音楽的にではなく、ビジネス的に尊敬する人はマドンナです。女性で、白人で、昔からああいった感じの音楽やって、ああだこうだといわれてもきても自分を信じて随分長続きしているじゃないですか。音楽的には、RAGE AGAINST MACHINEなんですよ。すごくPOLITICALなバンドで歌詞とかも意味深くて、私にとって、RAGEはFOREVERってかんじ!
アメリカでもショービジネスの世界は男性がほとんどじゃないですか。男性バンドが99%だから私達のジャンルで成功している女性バンドはNO DOUBT
くらいしかいない。マドンナは男性社会で負けずにTOPになった人だから、すごい人だなと思ってます!でも音楽は私のタイプじゃないけど・
・・
――自分に影響を与えた3人
RAYKOさん
NO1はGODです。LIVEで遅く
帰ってきても次の日の朝10時には教会にいってるんですよね。わたしはいつも足がグランドについてないとどこかに行って
しまうタイプなので、とても大切なことなんです。自分のオアシスみたいなとこがないとダメになっちゃうというのがわかっていて。
だから、聖書もずっと読んます。二番目は父です。周りの親戚や家族から絶対不可能だということを成し遂げた人なんですよ。日本にいたとき「RAYKOがやりたいことはアメリカでやるのは絶対無理だ!」と友達にいわれたんですが、父みたいにどんどん近づいていっているんで、父がそういう人だったから自分もできるんだなと思います。2番目の父に並ぶのは母です。二人とも公平に線形しています。昔ぐれたので両親にはすっごい感謝しているんですよ。母は世の中で一番強い女性だなと思う。両親には、RAYKOがどんなことがあっても実現できるからね!ってほんと自信つけてくれました。
――アメリカでアーティストを目指す人にメッセージをお願いします。
RAYKOさん
他人からのNEGATIVEな意見に影響されないように、自分を信じたら絶対できないことはないから!どんなに、時間がかかろうが、自分がミュージシャンで成功すると信じているのなら、5年かかろうが、10年かかろうがやり続けることだと思う。他人は助けてくれない、自分で何でもやっていかなきゃいけないというかんじでないと成功できないとおもうんで。アメリカはOPPORTUNITYがいっぱいあるんで、どんどんやってみたらいいと思います。失敗することはすごいあると思います、私もそうだったから、でも恐れずにそれをMOTIVATIONに変えて頑張っていくこと。人生は一度しかないんで、明日死ぬと思ってやらなきゃダメだよということ。
1年後は、日本人の方がファンが増えて武道館をいっぱいにしたいですね。10年後は大成功して、すっごく楽しい老人ホームをアメリカで作ることなんです。アメリカってすっごいシニアの人がNEGLECTされてるんですよ、子供とか動物はすごく過剰保護されてるにもかかわらず、シニアはいじめられてるんですよ。わたしはおじいちゃま、おばあちゃま子だったんですね。だから、ダンスホール、ボーリング、クロケットフィールドなど作ってシニアの人が家に
なんかにいなくてずっといたいといわせるくらいの老人ホーム版をつくりたいんですよ!だから、そこで働くスタッフもおじいちゃんおばあちゃんがほんとに好きな人じゃないといけないんですよ。
インタビュー後余談
お仕事以外にはどういった時間の過ごし方をするのでしょうか?息抜きの仕方。趣味など
バンドメンバー二人と一緒にすんでいるので、暇な時は一緒にジャムとかしてるんですよね。それ以外がスケートボード!女の子の友達とスケートパークにいったりして、メルローズでショッピングしたり、あと食べるの好きで大食いなんですよ。
RAYKOさんのロサジェルスでおすすめレストラン
安くておいしいところはWest Hollywoodの3rdにある和食中華が揃ってる「WALKANO」というレストラン。平日は夜中の2時まで、休日は4時、デリバリーは夜中の2時までやってます。2つ目は「The Spanish Kitchen」でおいしいし雰囲気がよくて、おすすめはBLUE CLUB ENCHILADAです。
「The Spanish Kitchen」826 N La Cienega Blvd Los Angeles, CA 90069 Phone: (310) 659-4794
RAYKOさん好きな映画TOP3は?
NO1はジャック・ニコルソン主演の「ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST(邦題:カッコーの巣の上で)」(1975年)、「Good Will Hunting」(1997年)もよかった。
最近で面白かった映画はコメディーの「BAD SANTA」(2003年)です。
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